在宅介護と家族の想い の強さ

こんにちは ソエルです。

だいぶ秋めいてきました。寒さもすこしづつ感じるようになり着ているものも変わりつつあります。在宅で暮らしている方は、気候の変化により体調変化などで受診や入院されるかたも増えたりしているようです。

ソエルがサービスに入っている利用者様の在宅介護の家族の想いが強いケースについて・・。

・片麻痺 73歳 男性 奥様と在宅生活されている方

病院で5週間の入院後退院されたが、入院中のADL低下により一時的に在宅介護での家族負担が高まり、身体介護や機能訓練含めての当社がサポートに入る。以前は、比較的立位やトイレ介助での動作など軽介助であったため、入院前の状態になんとかはやく取り戻したい、機能向上してもらいたい。家族様も以前の状態から早くなんとかというところで、ご本人にも叱咤激励でがんばれと願いが高い。そうはいってもなかなか急に身体機能が戻ることは難しいので、当社で訪問時は車いすや立位での機能訓練を継続している。その効果もあり介助での負担は減りつつある。しかしながら、奥様の想いやペースがうまくあがっていかないところで奥様の心労も積み重なっているようで、今後はより集中的にリハビリ病院や施設利用も考えている様子。当のご本人は、我々スタッフには”もうそんなにがんばれない”と愚痴をもらすことも。

とはいえ、奥様が倒れてしまっては在宅生活の崩壊になるので一時的なご本人の寄り在宅生活が家族とできるように機能維持と奥様を介護からまず離すことが今は必要と思える。

在宅でできるところまで、またその限られた時間ではあるかもしれないがそこをサポートしていきたい。

想いの強い家族様がおられることは、それはそれでご本人にとっても心強い面もあるが、ご本人にとっては辛い面もある。お互いの立場を理解しあう場面でもある。