介護保険を使いにくい人には

こんにちは ソエルです。

今回は、自分の親の話です。父親は、約35年前に難病(ALS)で進行が早く他界してしまい、それからずっと親は独居でした。若いころは仕事してマイペースで過ごしてあちこちにも行ったりしましたが、やはり加齢の変化で身体機能や認知機能も落ちてきました。そんな過ごし方ともともと体裁を気にする人格でしたので、介護保険認定なんぞはもってのほか。実際には、支援が必要なのにまだまだ自分でできると言い張って取り繕いあります。ヘルパーさんなんか来てもらうと、それはもう泥棒扱いになるでしょう。一番、いろいろトラブルになる時期でもあります。

親なのでいろんな言動があっても介護のお仕事でいろんな経験で対応してそう苦になりませんが(とはいえ利用者と親は違います・・)、普通の家族であればキレて暴言やけんかになっているかもしれません。 

もし介護保険サービスも拒否をするお困りの場合には、視点を変え一度自費サービスを使ってはどうでしょうか?(ここもハードルが高いかもしれませんが)。というのも介護保険の制約がなく自由度がありますので、例えば買い物や外出付き添いや気分転換 好きな趣味活動など、QOLのほうへ目を向けたアプローチから段階を踏みながら+介護保険サービスへの移行という順番もよいかと思います。

実際、ある方を聞くと介護保険ではしてほしいことしてくれなくてサービスを止めちゃったという事例も聞いたことがあります。

いろいろなお困りごとなどあるかと思いますが、当法人の理念でもある ”地域の中で思いのままで楽しい時を” を、地域社会のなかでのお力になれればと思います。

 

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